神田
2012年11月25日
ていた。
「神田さん、こんなビジネスをやろうと思うんですが・・」という
相談に対して、
「これは、いいねー!」
「いや、これは、ここをこう調整しないと儲からないよ」
「これは、●●、●●という理由でモデルにならないよ」
…
そのときに、面白いことを発見した。
運のいい人は、次から次へといい商品、いいビジネスモデルに出会
う。逆に、運の悪い人は、次から次へと、どう見ても売れない商品
、ビジネスモデルに取り組んでしまうのだね。
商品の選び方、ビジネスモデルの創り方という知識レベルは、運が
いい人には非常に役立ったが、運が悪い人は、まず小さなビジネス
に取り組んでもらながら、運を良くすることを同時に手掛けなけれ
ばならなかった。
運と言うのは、僕のイメージでは流れに沿うということだ。
まずは外なる世界である、時流。世の中がどのように動いていくか
― それを感じたり、知っていたりしなければならない。
そして内なる世界である、本質(セルフ)の流れ。自分の本質が何
を求め、どこに向かっているのか ― これも感じて、知っていな
ければならない。
このように外なる世界と、内なる世界の流れを把握し、自分が船と
なることにより、あなたの命は運ばれていくことになる。
重要なことは、流れは突然、変わるということだ。
世界が大きく曲がりはじめているのに、それを感じられな人は、過
去のレールに乗ったまま、未来へつながるレールとは離れていって
しまう。
自分が大きく拡大しているにも関わらず、その拡大している内面に
触れることができないと、過去からのセルフイメージにそった、小
さなビジネスで時間を満してしまう。
ビジネスというのは、浮かぶ船。流れを感じて、あなたの船を選び
、乗り込み、そして舵をとっていく。
いままで堰きとめられてきた流れは、運命の年、2013年に向か
って、そろそろ激流となって流れ出す。