羨望
2012年02月17日
羨望 (せんぼう) これを辞書で引くと
よく 似たような 言葉で
嫉妬 (しっと) ってもがありますがこれも辞書を引いてみると嫉妬(しっと)とは、自分と異なるものや、自分から見て良く見えるもの、自分が欲しい(欲しかった)ものなどを持っている相手を快く思わない感情 。僻み(ひがみ)、妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)、やっかみ、ヤキモチ、動詞化して「妬(や)く」
次に キリスト教の7つの大罪を見てみましょう
日本語 | ラテン語 | 英語 |
---|---|---|
傲慢 | superbia | pride |
嫉妬 | invidia | envy |
憤怒 | ira | wrath |
怠惰 | acedia | sloth |
強欲 | avaritia | greed |
暴食 | gula | gluttony |
色欲 | luxuria | lust |
嫉妬が出てきていますが 元のラテン語invidia 英語のenvyイタリア語でもinvidia
に相当するのは 日本語訳では 「嫉妬」 ではありません
それは 「羨望」 の方が正しい 訳なのです
つまり 羨望は 大罪の一つな訳なんです
んで 今回何が言いたいかって この人を見たとき
(正確には 作品ー作者の順で)
その 7つの大罪の 一つがココにあるって思ったんです
松井 冬子 日本画家http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E5%86%AC%E5%AD%90
よく 美人日本画家とか書かれましたが
それは 芸術家の割には 美人だからとか言うレベルのものではないでしょう
この美しさなんですから 自身の作品のほうの評価がもう世界レベルなんですから
天は二物を与えず なんて法則はこの人には当てはまらんでしょう
この美しさで この人のえがく絵は 背筋のぞっとする 幽霊画なんです
最初 見たのは作品からでした その後 作者を
紹介で この 作者を見たとき
子の容姿の美しさのギャップなど 感じませんでした
納得というより 悪魔的美しさ いや悪魔だと
人が 悪魔的 美しさに引き寄せられる ワケが この人
自身からも解かります まあ 作品もそうですが
天使がつくった 物でなく 悪魔的ですもの
この世のもので無いです この人は
「羨望」
大罪なだけに 悪魔的に魅せられます。