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ただのドレミの唄かと思った

随分前に 子供用に買っておいたDVD

コレでも観てればおとなしくしてるだろと思い
買って置いたんですが やっと開けて観ました

サウンドオブミュージック
軍隊式に教育された7人兄弟の元に マリアと言うか修道女がこの 母の居ない7人兄弟の家庭教師でやってきて子供たちが心を開いて行くって まぁみなさんも知ってるストーリーだと思って たんで 
私は全く興味が無く観てたんですが
途中から、ナチスドイツが出て来て 俄然面白くなってくるんです。
あー この当時、この美しい自然が舞台のオーストリアはナチスドイツに併合されちゃうんだったよねー
と 思いながら観てると、子供たちが
この人達 だれ? 「キタチョウセン?」とか言って来ました。 
全体主義は顔は全く違うのに 与える印象は同じなんだなと思いましたね
で、この7人兄弟の一家は 全員逃亡する事になるんですが
何で逃げるのー? って聞いてくるので
あー これは 時代背景から説明しなきゃならんなと
地図書いて子供たちに説明したんです。
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最後、修道院に逃げかくねる時、この7人兄弟の長女と付き合っていた青年がナチスのヒットラーユーゲントと言う青年部員になっていて、親しい友人に密告されると言う よく出来たシーンもあり、
一家は無事 山の尾根を登り国外脱出するんです。
たぶん、この一家はユダヤ人一家だったんじゃないかと思いました。
どこに逃げたのー? って聞いてくるので
たぶん、スイス??じゃないかねー と答えましたが
当時、唯一ナチスドイツの干渉を受けない場所だったはず?
長女が コンサートのシーンで一家が
エーデルワイスって曲を歌うんですか
音楽の授業でも歌った!
のでビックリした と言っていたんで
こるはね、自分の祖国の自由を奪われた
オーストリア人が 祖国の自由と尊厳を歌った歌
で、この歌には
F●CK ! ナチスって意味が込められてるんだよ
と説明して 結局自分も全部観ちゃいました。