角さん

角さん といっても

水戸黄門の 従者の角さんでは

ありません

昭和の大物中の大物

田中 角栄 元首相です

私が 小学校のころ テレビニュースでは

必ず いろんな意味で 出ていました

顔が いつも汗でテカテカしていて

ちょび髭で 薄い髪の毛をポマードで

固めて みたいな感じが

当時 小学生だった私の政治家のイメージ

でした。

当時 、まあ 今でもそうですが

政治家にある程度の

学歴は必要ですね 大卒なんて

当たり前、 でも この人

中学校までしか(当時の 尋常小学校)出ていない

そんな 低学歴のひとが 総理大臣になったのに

当時 これこそ アメリカンドリームならぬ

ジャパニーズドリームだ と 当時のメディアは

伝えたんでしょうか？？ しかも この人

日本列島改造論と称し 日本人の所得を

倍増させ 外交では 日中関係で過去の

戦争の賠償をあの中国に一切させなかった

(援助と引き換えですが)

しかも 交渉相手は

毛沢東 と 周恩来ですから

たいした功績です。

その後 ロッキード事件で失脚してしまいました。

コンビニで買った

この田中 角栄の本の中で

興味を引く箇所がありました

当時 、左翼活動が大学に蔓延してる時代

その学生たちについて語った角栄の言葉

「学生運動を繰り広げている若者たちがいる

経験が浅く視野が狭いがまじめに祖国の行先を考えて

心配している。若者はあれでよい」

と

左翼系の党首ならともかく

超 保守派の党首がこの意見

大物政治家ってのはホントなんだと

思いましたね。

ビジネスや産業界では

低学歴で 世界の ホンダやパナソニックに

なると サクセスストーリとしてもてはやさせますが

政治の世界で の サクセスストーリー大物伝説は

日本では 大河ドラマの中までなのが残念です。