あぁ無情
2013年06月27日
やっと観れました 映画 レ ミゼラブル
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ハリウッド大スターによる ミュージカル仕立てとは知らず
唄いだしたのにはビックリ しかも みんな 歌が上手い!!
ハリウッドで成功するってのは 容姿だけではダメなんですね
さて この「レ ミゼラブル」 過去にも色んな映画化されてきましたが
私が一番好きなのはこれ
ナチス台頭当時と ジャンバルジャンの時代が交錯する現代的な
味付けになっており フランス人がフランス人における
原作 ヴィクトル ユーゴを 現代風に解釈した 名作です。
モチ、俳優も監督もフランス人
ナチスにこてんパンにやられた1900年代のフランス
そして、王様にさんざやらてた 1800ねんだいのフランス
1789年のフランス革命後だって 結局は王政にもどってロベスピエールの
独裁だったんです
つまり 外部からも 内部からも 圧政を強いられた経験のながい
この国は ヨーロッパのなかでも 特に 民主主義がお好きな国ですね
因みに フランス人の立派な発明といわれる
自由(リベルテ) 平等(エガリテ) 博愛(フラテルニテ) の精神とありますが
フランス語では 博愛のところは 和訳的にスッキリきません
そこは 博愛の所 フラテルニテは博愛とは違います
フラテルニテとは同胞愛のことです
イタリア語では フラテルニタ 兄弟のことをフラテッロって言いますから
兄弟愛 つまり ブラザー。
てことは 同胞(兄弟ブラザー) 考え方を同じくしないと 戦争しちゃうよ
って事です この地球上全ての人このフランス革命の精神で結ばれたら
と思ってる 平和なアタマの方がたまにいますが
同胞愛 と 博愛は違いますね。