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山本 五十六

数か月前から いつもツタヤで貸し出し中でやっと観れました

山本 五十六

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実- [DVD]/役所広司,玉木宏,香川照之
¥3,990
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旧帝国海軍 連合艦隊司令長官であった彼と当時の 軍部 に焦点を当てた映画で

派手な戦闘シーンとかは少ないので 地味な作品ですが 良い映画でした

当時の日本が いかにして 戦争に巻き込まれていくかなど 勉強したい人には

良い作品です 一緒に観初めて ま 途中で 寝た嫁などは 冒頭の 3国同盟の経緯などを

説明する必要がありましたが 作品内の説明でもよくわかります

九死に一生はあっても 十死にゼロ生はあってはならぬ 等

せりふと言うせりふが素晴らしい セリフだらけで 感心しました

旧帝国海軍 連合艦隊司令長官と聞いて タダの戦争屋だろと思った方

勉強が足りません この人こそ 最後まで アメリカとの参戦を反対した人だからです

平和主義者と言ってるのではありません かれは 軍において現実主義者だったからです

この作品で 東京日報と言う新聞社の 宗像と言う記者が

戦時中は さんざ アメリカとの交戦を唱えておきながら 終戦を迎えると

アメリカの民主主義を習えとか言ってる 節操無い アホなぶん屋がいます

知識人を自覚する人にこの手の節操無い人は意外と多く

イタリアの文豪 モラヴィアも イタリアが降伏した時

こんなことを いって皮肉ってました

「戦時中 ファシストを慕っていた文人や自称知識人と言われる人たちは

ファシズムが敗れると みんな一斉に 左を宣言した 何やら 左は 右より

よほど ファンタジーが豊かなようだ 私も早速、勉強しなければ」

日本が この 真珠湾奇襲攻撃の際 アメリカに宣戦布告が

日本は30分前に アメリカ大統領に届けたと言うに対し アメリカは攻撃の

1時間後に受け取ったと言う 相違については いまとなっては謎ですが

わたしは この アメリカ大統領 ルーズベルトを観ると 日本との開戦を

大儀名分にする為 受け取ったふりをしただけと思ってます