クリスマスの朝
2011年12月25日
セブ島で新しい師を見つけました。
フィリピンの少年です。
… 学校に毎日遊びにきています。
少年に尋ねました。
「世界の七不思議」は何だと思う?
リストアップするように質問しました。
少年は答えました。・・・・
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少年の答えを見る前に、ある学校の生徒に同じ質問を
した時の答えを見て下さい。
1、エジプトのピラミッド
2、タージ・マハール
3、グランド・キャニオン
4、パナマ運河
5、エンパイア・ステイト・ビルディング
6、サンピエトロ大聖堂
7、中国の万里の長城
生徒からの答えの集計はおおよそこんな感じでした。
・・・・・・・・・・・
少年は答えました。
「世界は知らないけど、身の回りに不思議なことは
沢山ありすぎて、7つに絞るのはなかなか難しいなー」
「いいから言ってみてよ」
すると、少年は躊躇しながらも、
自分のリストを話し始めました。
僕が思う世界の七不思議は・・・・
1、 見ること
2、 聞くこと
3、 触ること
4、 味見すること
5、 感じること
6、 笑うこと
7、そして愛すること
・・・・・・・・・・
私の心臓は止まりそうになりました。
隣で話を聞いていたロシア、韓国の友人達も、
ピンが床に落ちても聞こえてしまうほど静まり返りました。
あまりにシンプル(単純)で、
当たり前のことすぎて
見過ごしていることが
生きていく中でもっとも大切で、晴らしいことなのです。
思い出して下さい。
自分が一番素直で、
曇った目で物事を見ていなかった時のことを。
・・・・・・・・・
ありがとう。今日は150ペソ払うよ!
「おじちゃん、いらないよ。お母さんもう元気になったから」
メリークリスマス。