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究極の恋愛映画

恋愛映画はあまり見ませんが

究極のラブストーリーはやはりシェークスピアの

「ロメオ と ジュリエット」 だと思います。

今まで いろんな監督がこのテーマを映画化してきましたね

1968年のゼッフェレッリ監督の作品が有名かと思いますが

(ジュリエット役は かつて布施 明と結婚したオリビア ハッセー)

アテクシが家に彼女 もしくは 彼女にしたいと 下心 みえみえ ですが

「DVDでも 観る~?」 としら~っと 必ず出してきた 作品は

これ ダウン

ロミオ&ジュリエット (ベストヒット・セレクション) [DVD]/レオナルド・ディカプリオ
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この作品は ホントに素晴らしい!! ( 下心があったのは正直ホントです得意げ

究極のラブストーリーである 古典でもあるこの話を

ストーリーを崩さず 場所 過去でも未来でもない ましてや 現代でもない

世界観でやってのけてます。

まずは この2人がいる ベローナというイタリアの古い街が

ベローナビーチという やけにトロピカルなぶっとんだ設定に変更され

古典では 中世騎士道そのままみたいなひとびとですが ここでは

腰に 剣ではなく  腰に ピストル

肩に マント では無く 肩にアロハシャツ( ビーチなので ) を

という ぶっとんだ設定になっているのですが

見事だと思ったのですが

話すセリフは シェークスピアの原文そのまま

つまり 周りくどい お芝居で話されている ような感じ

日本語の訳では 流石にここまで 上手く訳されていませんでしたが

言うなれば 歌舞伎の古典モノを 現代の洋服や東京でロケをして

映画をつくっても セリフは 「君は~」 とか 現代言葉を使わず

「お主は~ 」 「 拙者は~」 とかの侍言葉をずっと使ってる感じ

これは 一緒に観ていた イタリア人教えてもらいました 

なぜなら セリフがさっぱり解からず 「なんでこんな言い回しをするのか?」

聞いたら 「シゲルはシェークスピア読んだことある??」 と聞かれ

ヤサスゥイ彼女は 「私たちイタリア人には古典だからだいたい学校で習うの

でも 当時退屈だった授業で習ったこの話もこうやってみるといいわね。」

なるほど 日本語がうまい外人も 時代劇を見るとちんぷんかんぷん

と同じだったのがやっと解かりました。

もし この作品を観たい方 もしくはもう一度

観たい方は参考までに

冒頭 ロメオの天敵 ティバルドが 親指を噛むシーンは

500年ほど前のヨーロッパでは FU#K YOU の事でした

あと 自分の 手袋えを相手に向かって投げつけると

決闘の申し込みだそうです。

ロメオの親友 マキューショオがまたぶっ飛んだ 黒人に設定されており

この人が サイコー!! です パーティーでらんちき騒ぎするシーンは

一番すきです。