究極の恋愛映画
2011年03月05日
恋愛映画はあまり見ませんが
究極のラブストーリーはやはりシェークスピアの
「ロメオ と ジュリエット」 だと思います。
今まで いろんな監督がこのテーマを映画化してきましたね
1968年のゼッフェレッリ監督の作品が有名かと思いますが
(ジュリエット役は かつて布施 明と結婚したオリビア ハッセー)
アテクシが家に彼女 もしくは 彼女にしたいと 下心 みえみえ ですが
「DVDでも 観る~?」 としら~っと 必ず出してきた 作品は
これ
- ロミオ&ジュリエット (ベストヒット・セレクション) [DVD]/レオナルド・ディカプリオ
- ¥1,490
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この作品は ホントに素晴らしい!! ( 下心があったのは正直ホントです)
究極のラブストーリーである 古典でもあるこの話を
ストーリーを崩さず 場所 過去でも未来でもない ましてや 現代でもない
世界観でやってのけてます。
まずは この2人がいる ベローナというイタリアの古い街が
ベローナビーチという やけにトロピカルなぶっとんだ設定に変更され
古典では 中世騎士道そのままみたいなひとびとですが ここでは
腰に 剣ではなく 腰に ピストル
肩に マント では無く 肩にアロハシャツ( ビーチなので ) を
という ぶっとんだ設定になっているのですが
見事だと思ったのですが
話すセリフは シェークスピアの原文そのまま
つまり 周りくどい お芝居で話されている ような感じ
日本語の訳では 流石にここまで 上手く訳されていませんでしたが
言うなれば 歌舞伎の古典モノを 現代の洋服や東京でロケをして
映画をつくっても セリフは 「君は~」 とか 現代言葉を使わず
「お主は~ 」 「 拙者は~」 とかの侍言葉をずっと使ってる感じ
これは 一緒に観ていた イタリア人教えてもらいました
なぜなら セリフがさっぱり解からず 「なんでこんな言い回しをするのか?」
聞いたら 「シゲルはシェークスピア読んだことある??」 と聞かれ
ヤサスゥイ彼女は 「私たちイタリア人には古典だからだいたい学校で習うの
でも 当時退屈だった授業で習ったこの話もこうやってみるといいわね。」
なるほど 日本語がうまい外人も 時代劇を見るとちんぷんかんぷん
と同じだったのがやっと解かりました。
もし この作品を観たい方 もしくはもう一度
観たい方は参考までに
冒頭 ロメオの天敵 ティバルドが 親指を噛むシーンは
500年ほど前のヨーロッパでは FU#K YOU の事でした
あと 自分の 手袋えを相手に向かって投げつけると
決闘の申し込みだそうです。
ロメオの親友 マキューショオがまたぶっ飛んだ 黒人に設定されており
この人が サイコー!! です パーティーでらんちき騒ぎするシーンは
一番すきです。