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塩野 七生

塩野 七生は 外国に住んでいた頃

一番好んで 読んだ作家です。

一番最初に読んだ彼女のエッセイ集

「男たちへ」 自分も男なので 俺のことかと思って

軽く手にとりましたが 

真にあたまのいい男とは?、 インテリ男がなぜセクシーでないか?

などなど 若かったわたしが こんな男が自分のなりたい男かな

と若い私の 成長欲をかきたててくれた一冊でした。

男たちへ―フツウの男をフツウでない男にするための54章 (文春文庫)/塩野 七生
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あと 読みやすくルネッサンスから近代イタリアの裏話がとっても興味深い

サイレント・マイノリティ (新潮文庫)/塩野 七生
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女流作家ですが この方に女目線とかあまたの安っぽい男女の

ヒエラルキーは存在しません。

ただ 厳しさのなかにも 男性を見つめる母性も感じます。

こんな 女に惚れられる男ってのはいいな と思ってます。

彼女の言葉を借りれば 

STYLEがある男 

ここで言うSTYLEとは いわゆるファショナブル なんて安っぽいことではなく

むしろそんな男たちはSTYLEなど持ってる訳もなく

自分の行動を 律する哲学みたいなもんだそうです。

哲学を持つ男 かっこいいすね!!