毛皮と宝石
2010年03月22日
最近、暖かくなってきて上着を皆さんぬぎ始めましたが、ふと昔住んでたミラノの女性(40歳以上)の定番
上着といえばそれは
毛皮。
でした もうかれこれ10年位冬はミラノに帰ってないので今は動物愛護などの問題で現在は解りませんが
当時はミラノのシニョーラ(イタリア語でマダムの事です)のクローゼットには一着はあったのではないでしょうか。
そこでミラノのシニョーラたちがどの様に毛皮をきこなしてるか?
当時、働いてたダニエレ ルイという店に」来る方々をみて感心したもんです。それは、
毛皮の袖を通さないで肩に掛けるだけ
毛皮の保温性を生かして下はむっちゃ胸の開いたジャケットなどを着てました。歳をとってもヒールは当たり前、これにワンチャンを連れてれば完璧となります
あっ、あと毛皮に欠かせ無いモノを一つ、それは、宝石でございます。
この場合、大事なのが肌に直接身につけることです。 服の上からではNGです。
日本にいるときは、毛皮と宝石など女の虚栄の象徴と思っていましたが今では、毛皮と宝石に目がくらんでこそオンナとまで思っとります!ハイ
あの毛皮の暖かな手触り、それと対比する宝石の冷たさ、、、、、、、、
そしてこれが若いオンナには似合わないんだから良くできてます。
これこそ il senso (官能)
流石イアリア女!!
この事を、当時の私の彼女、イギリス人のサンドラと話してたら、流石、動物愛護大国の方、毛皮など
もってのほか!私は毛皮反対! となってしまいイタリア的官能の話はイギリス人には無理だったようです
でもそん時、サンドラは羊の皮のコートを着てたんで 羊ちゃんはかわいそうでなくてミンクちゃんはかわいそうなんか? と論議をふっかけましたが、彼女酒を飲み始めたんで止めました。
どうせ、ポール マッカートニー(元ビートルズ、動物愛護家でも有名)もそう言ってるからと言うにきまってると思ったからです。
酔っぱらったイギリス人、たち悪いですね。