イタリア夏休み事情
2014年08月03日
もう 8月 うちの子供たちも夏休み
家に 子供たちがいる時間が長いんで
家庭は やることが増え 当然 暑いんで
朝から 食卓は 一触即発な雰囲気が
ぷんぷんする 夏休みまっただ中ですが
ここで 私が長く住んだ イタリアの 夏休み事情を
一つ
ヨーロッパは ヴァカンスが長いと言われてますが
だいたい ふつーのサラリーマンで 年間有給が
7週間くらいあります そのうち 何週間かを 夏 やクリスマス
に充てるわけです
子供たちは 学校は 6,7,8月と 夏休み 宿題もなし
その間 何をするかっていうと だいたいは
海や山にある 別荘に お母さんと行っちゃいます
お父さんは 週末だけ そこで過ごすんです
別荘と書きましたが その規模は ちっちゃな ワンルーム
みたいな アパートの部屋みたいのから 豪華な別荘まで
もちろん様々です
日本だと 自宅以外に 大小あれど 別荘を持ってるだけでも
すごいってことでしょうが 実は 自分たちで買ったものではなく
おじいちゃん やおばあちゃん(嫁の家系も含め)の 家族の持ち物
がほとんどでしょう そのおじいちゃん達も その先祖から引き継いだ
不動産だったりするんです
ヨーロッパでは 先祖代々ってのがよくありますね
100年以上 一家系で続いてる会社とか
なぜか それは 簡単で
相続税が ゼロだからなんです
なので ごく ふつーの一般家庭も
先祖が持っていた 別荘を引きつぎ
維持でき ヴァカンスも 宿泊費のかからん所で
のんびりできるってわけですわ
イタリアの友人たちは
ほとんどが 仕事納めして
これから フェイスブック上は どうせ
ビーチの写真大会になるでしょう
イタリア時代 フリーランスだった私は
収入のまったく無くなる 8月が恐ろしく
日本に出稼ぎにきてました
フリーランス始めたころは その 日本で出稼ぎする実力も
なく そりゃ 恐ろしかったです。
お金を 稼げない 社会から必要とされてない(自分の職業で)
って思いがあったんでしょうね 当時 まだ 大した実力もなく
稼げてなかったんで 一か月休みってのが その次の9月の
生活を考えたとき このヴァカンスってのが重くのしかかってきたんを
覚えてます。
さて そんな 私も お店を
もち 夏休みを なんと
5日間 も取っちゃいます
家族で 行く場所は
江の島 鎌倉方面です
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