女とハンドバック
2010年07月09日
アメーバニュースを見ていて憤慨した記事がありました それがコレ
ダサいものを身にまとう方がモテる?
『モードとエロスと資本』……….≪続きを読む≫
上のアメーバニュースを読んだ方へ
ここで、あるエピソードを紹介します。 1944年のイタリアに 長くイタリアを独裁してきた人物
ベニート ムッソリーニ 彼には 妻と5人の子がいましたが クラレッタ ペタッチ という愛人がいました。
ムッソリーニは妻と5人の子をスイスに逃がしたあと パルチザンに囚われ 処刑されるという時、
クラレッタ は逃げようと思えば逃げられたのに ムッソリーニと一緒に処刑されるのを望みました
死を覚悟したクラレッタは処刑前、処刑するレジスタンスの人間に、自分のハンドバックを手渡しました。
渡された男は
「ああ、彼女は、死ぬ覚悟を決めたのだな」。と思ったそうです
どうしてそう思ったか。
女にとって、ハンドバックは外出するときに欠かせないもの。
我々男みたいにポケットに財布と鍵を入れて外出なんて、どこの国の女性でもまずやらない。
外出=ハンドバックを持って出ること。
つまりハンドバックは、、女にとって「ウチから外に出る」こと、つまり「社会に出る」ことそのものを意味するからでしょう
社会性の具現化である、そのハンドバックを外出先であるにも関わらず他人に渡す。
もうそれは彼女が社会からの消滅、死を覚悟したことを意味します。
そして、クラレッタの死体はムッソリーニの死体とともにミラノの広場にさらされました。
話は アメーバニュースに戻りますが この わざと擦り切れたハンドバックを持ってセレブ男子
を射止めた子 単に 可愛かった だけに違いありません。
景気が悪く 浪費しないであろう 子 でいって 選んでもらおう などと考えずに
「なんかあったら 私に付いてき~!」 と 言ってくれる 女なら 我々男は 一生 ついて行くものです。
たいして出世もしない安定志向の草食男子 を 拾うために 擦り切れた ハンドバックを持って
出かけるなど 女がすたるってもんじゃないですか!?