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自転車紀行 その壱

昨日今日と、花粉がとんでもない量飛んでますね。 No マスク No ライフって感じです。 花粉症の僕には、ちと厳しいお出かけ条件でしたが、気温が15度以上、 これは出かけるしかないと思い、遠出するときの恒例行事、自転車の空気入れを敢行。 いざ、生まれ故郷、懐かしの桐生市へ。 …はて? 桐生? そう、桐生です。自転車で。 (最近このネタばっかだな。って思ってしまった方。その通り、このネタしかありません。許して下さい。) もう、道中どれくらい厳しかったなど、載せるつもりはありません。 久しぶりの桐生。自分の生まれ育った街。素敵な街だとな思います。 桐生のシンボル、シルクホール (ついに、茂木の自転車紀行はここまで来たのか。) と、いよいよ世間がざわつき始めたと思いますね。 片道軽く40kmオーバー そんな長距離移動をしてまで、桐生に来た目的はここ。 水道山という山の中腹にある、面白い美術館です。 3月30日まで開催される企画展示、 「立体的」 さまざまな視点、アプローチで表現された立体的な作品達を観れる、とのこと。 なぜ茂木は、これを観たかったのかというと、 ちょっと、珍しくお仕事のお話になるのですが、 カットとは、髪の毛の束を平面にみたて、その平面の縦横の長さ、角度、厚み、 を計算し、それらを組み合わせ、立体にする作業。つまりは、みなさんそれぞれの頭のかたち、 毛量、クセ、お顔立ちなどを考慮して、ご希望のヘアスタイルがみなさんにフィットするよう、建築的な考えのもと、立体的な頭を平面に分解して行っていますので、 美容師である僕には、とても興味深い展示だったわけです。 (上記のような考え方、茂木はとても大好きで、僕が美容師を志した、美容師たる所以でもあります。) ここの美術館、自転車で来るとこんな階段を登らなければならないので それなりに体力を要するのですが、 この企画展を観るためなら茂木はやれる。と踏んでいたので、お茶の子さいさい。 無事に着きました。 (さてさて、どんな立体的な作品が待ち構えているのやら。はるばる桐生まで来たのだ。 いやはや、これは、楽しみでしょうがない。) と、鼻息荒く、いや、階段での息切れ荒く、 美術館の正面に立った、まさにその時、 茂木は昇天しました。 『本日は休館日です。』 (HaHa~!そんナ、まさかネ~?!) 『本日は休館日です。』 (Oh~!God!!) 残酷な現実。紛れもない事実。 外人風にものを言っても何も変わりません。 事前の下調べは大切。浅はかだ。浅はかすぎるぞ、茂木さん!!! 今日という日を茂木は、決して忘れることはないでしょう。 これが、のちのち知らない人はいないであろう、 “休館看板にチェスト記念日” の誕生秘話です。 (無論、何か悪さするわけでもなく、そのまま普通に帰りましたけどね。小心者なんで。) あ、ちなみに 桐生に自転車で来たルート、実は、「裏ワザ」を使ったのですが、 それはまた明日のお話にしたいと思います。 「大川美術館」 群馬県桐生市小曽根町3-69 観覧料 ■ 一 般 1,000円 ■ 高大生 600円  ■ 小中生 300円 開館時間・休館日 ●開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)  ●休館日: 毎週月曜日(月曜祝日の場合は火曜日) 年末年始(12月28日~1月3日) その他臨時休館あり。 ●入館料: 一般1000円 高大生600円 小中生300円 ・20名以上の団体は20%引 ・障害者手帳をご提示いただいた場合は上記の半額 *入館料は常設展示・企画展示共通です。 *毎月第一土曜日は、桐生市内において「桐生天満宮古民具骨董市」「買場紗綾市」が開催されます。この日は、入館料が一律通常の2割引となります。 ●ギャラリートーク(学芸員による作品解説会): ・常設展示については毎週土曜日14:00から。 ・企画展示については毎週日曜日14:00から。 ・それぞれ30~40分程度。 ・予約なし、入館料のみでも可能。  ご希望の方は、14: 00に開始場所に集合して下さい。 Tel/0277463300