子供に夢をたくす(な)!
2014年03月12日
リクルートの転職CMです。 大人には 自分の事を棚にあげて キッツいCMです 私んちは 母が美容室をやっていて(自営) 父が大工さん(自営) の両親だったんです。 幼いときは 男の子だったんで 大工さんになる とか言ってたのを覚えています。まあ 5歳くらいまでですが その後 うちの共働きの両親の経済的な力関係が崩れてきます 母の美容室は 連日満員 当時まだ少なかった美容室(信じられないでしょう) スタッフも増えてお店が大きくなってきたからなんです つまり 母のほうが父の収入を抜いてしまったんですね この力関係は当然 子供の将来にも影響を与えます いつも母の美容室で お弟子さんたちに ちやほやされながら育ったわたしは 美容室ってのは忙しいって観念が 生まれてました。 忙しい = 大変な仕事。 いつも 母に怒られているお弟子さんたちを 小っちゃいときから見てると 美容師はちっとやりたくない仕事ではありました。 「しげくんは 大きくなったら 美容室 継ぐんでしょ?」 「美容師になるんでしょ?」 とよく 母のお客様たちからは言われてました。 当時 子供らしく 首をかしげるくらいな あいまいな返事くらいは 愛嬌ですからできましたが お母さんと一緒に 美容師やる とは 当時 自分の心に嘘をつくことはできない 純粋な少年しげくんにはできなかったのです。 でも 母は 巧かったですね 「美容師? いいのそんなのにならなくって 貴方は 経営者になればいいの」 「けいえいしゃ?」 ふーん けいえいしゃって お金もうかるんかな? って思っていましたから当時 あと 母が 上のCMとは大きく違っていたのは 「子供に夢を託す 前に 自分のやるべきこと やりたいこと」 を ちゃんとやってたと思うんです。 それを 何にも言わずに 見守ってた(ほんとに一言も) 父も大したもんだと 思うんです。 そうでないと 事業は進められないんです つまり 協力しなくてもいいから ジャマしないこと がいかに大事か。 やるべきことが解ってる人には これだけでいいんです 自分がこうだったから 自分の子には こうなって もらいたくない って 考えは 私は嫌いです なぜなら 子供にこうなってもらいたくない って考えは 結局、そうなるような気がするから 私は 自分がこうなる事によって 子供もこうなる って思ってます。 そして 家族全員でこうなって 行きたい ってのは こう見えても常ひごろ思ってるんです。 現在46歳 もし80歳まで 神様に生かされたとして もう半分以上来ちゃってるんです あの世には 私の大好きな バイクや車 も持っていけない そして 奥様も、、、、、、、ヽ(゚◇゚ )ノ と思うと 「やるだけやった」 って気持ちしか持ってけないんです さ、今日も 動き回りまっせ。