学校 覚書として取ってある
2013年01月20日
Daily Vitamin
環境
類は類を呼ぶ
朱に交われば紅くなる
氏より育ち
人は、環境に順応します。
よって、どのような環境に身を置くのかによって人生は大きく変わります。
まず、人は、断る理由のないモノには従うという習性があります。
主体性や強い意思を持たない人間は、大半、
なにかに流されて生きていくのです。
また、影響を受けない事は、基本的に安易な道を選ぶ傾向が
強まるのも人間です。
これは、常に危険を回避し、安全を追い求めていくという動物の習性です。
すなわち、だれからの影響も受けなければ、
何もしない、好きなコトに逃げる。
引きこもりは、まさに典型です。パラサイトシングル、ニート、
フリーターも同様です。
これは親子のコミュニケーション不足、親の育て方の過ちです。
自由に育てる。
この自由をはき違えた過保護がこのような人間を生みだすのです。
さて、人は周りの環境の中に溶け込みます。
その溶け込み方は、中心に中心に向かいます。
一番ではなく、びりではなく。
その手段の中の平均に収まろうとします。
いい例が、学校のレベルです。
開成 麻布 灘ラサールの学生は、勉強することが普通です。
すなわち勉強することは特別なことではなく、
むしろしない方が特別なのです。
わたしの知人で開成高校を卒業し、慶応大学を首席で卒業した人がいます。
彼の口癖は「劣等生」 優等生は皆、東大、京大、
私学入るのはできのいい人間じゃないというのです。
これが環境における価値です。
もう一つ
日本人が英語を使うと「すごい、英語できるんだ」
「この人、頭いい」とイメージします。
しかし、アメリカの幼稚園児もしゃべる。
海外勤務の日本人も使うことができる
環境ですよ
語学は、どれほど時間、その言葉の中で過ごしたかにすぎない。
皆様方が素敵な髪型を作ることができる。
これも語学と一緒です。
どれだけ、それに時間を通やしたか。
通やす時間で蓄積され、それが普通になる。
どのような環境の中に身を置くのか?
その環境によって身に付ける習慣も手に入れる知識も
ネットワークも情報も変わります。
そして一たび、環境に身を置くと、時間の経過とともに、
その中心に向かう。なじむ。
もし、自分を成長させたいのならレベルの高い人と接し、
その輪の中に入るのです。
すると、いつとはなしにレベルの高い人間になってます。
しかし、気を付けてください。
逆も真なり。
レベルの低い人の輪の中、環境の中にいると
やがて自分もレベルの低い人間という
レッテルに変わるのです。
お金が欲しいのであれば金持ちの和に入りなさい
立場を手に入れたいのなら立場のある人の和に入りなさい
キレイになりたいのならキレイな人とつきあいなさい。
技術が上達したいのなら上手い技術者の和に入りなさい。
お店を持ちたいのなら、お店を持っている人と付き合いなさい
多くの知識、知恵を身に着けたいのなら、アカデミーに参加しなさい。
そこには、それを求めている人たちが集まっています。
人は、そのなかで「らしく」なっていく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Business Topics
四苦八苦
サロンを経営される方々から、そんな声が聞こえてきます。
自店の業績は前年割れ
これ普通
しかし、前年を割ったらどうでしょう。
前年の黒字が、カツカツとするなら赤字に転落
赤字なら、さらに赤字が増大。
今の時代、経営者が期待していた給与を手にする人は少ないのでは?
サロン経営の難しさは、コストをカットする隙間が少ないということです。
45%程度が人件費 10%程度が材料費
6%程度が水道光熱費 雑費3%
賃料 15% 広告宣伝費 3% 租税公課、借入返済と加えていくと
経営者が手にするお金は決して多くありません。
一番高い人件費を減らすためにスタッフを雇い止めにすると、
将来性を失います。
賃料は売りがが減ると、その比率は高まります。
これが、中にはこんな店もあるというのなら、
その店のやり方で片づけられますが
大半となると、現行のビジネスモデルは
機能不全に陥っていると考えるべきです。
一部のサロンは隆盛を期してます。これは稀有です。
すなわち、ビジネスの方法を考え直さないと
事業全体を浮揚させることはできないと考えるべきです。
そこで必要になってくるのが、新たな価値観のマーケティングです。
複合化 Complex
テナントのシェア ヘアスタイリスト ネイリスト まつ毛エクステンション
サロンという空間をショッピングモール、遊園地化するのです。
テナント賃料をシェアする。
重複する業務を一元化する。
例えば受付 予約 応対、経理などの事務協同化、協働。
お客さまのシェア
よーく見てください。
今世の中で多くの人集めているところは、こうしたシェアビジネ