クインテットブログ
2021年03月27日
聖地巡礼
誰もが憧れる人に縁のある場所を
訪ねてみたいと言う感情はあるだろう
私の場合、かつて一度だけ
ある人の生まれた生家まで、行った事がある
訪ねた場所は イタリアはフィレンツェ
ミラノコレクションの空いた中日に行ってきた。
誰の生家と言うと
ニコロ マッキャヴェッリ
ルネッサンス期の政治哲学者だ
メディチ家時代のフィレンツェの官僚だった彼はメディチ家の没落後、華やかな政治の舞台から落ち農園に蟄居せざるを得なかった。
その蟄居時代に書かれたのが彼の
代表作にして有名な作品
「君主論」だ
フィレンツェのシニョーリア広場横にあるウフィツィ美術館の回廊にはズラリとルネッサンス期を飾った偉大な芸術家達の彫刻像が飾らせている。
ダ、ヴィンチやミケランジェロの像と並び、なんら芸術作品を残していないニコロ マッキャヴェッリもイタリアでは重要なルネッサンス人として列挙されている
日本ではルネッサンスと言うと文芸復興と言う芸術家達の復興を意味するかのようだが
ヨーロッパ人達にとってはルネッサンスの意味はまるで違う 1000年に及び、信じる者は救われると言うキリスト教精神から なぜ? どつして?と言う「疑問」を初めて持ったのだ 人間とは? この世界とは?
この精神活動こそがルネッサンスだ。
政治哲学も立派な芸術作品として評価されてるのがイタリア ルネッサンス的だ
「自らの安全を自らの力によって守る意思を持たない場合、いかなる国家といえども、独立と平和を期待することはできない。」
「天国に行くには
地獄に行く道を熟知する事だ」
ニコロ マッキャヴェッリ
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