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自宅での緩和ケアと萬田先生について


私の父
入院中いつも父が言っていた事。「家に帰りてぇなあ。」
 そんな、彼と私達家族を応援してくれたあるドクターがいました。

私の 父が 87歳で他界したんです。
父が 一番望んで いたことは
「家に帰りたい」ってこと
で ここで さて
病院の延命治療を断って色んな知り合いのドクター たちに 父の状況を説明すると
で、 無意味な 延命治療ではなく
父が 出来るだけ 身体は弱っても 充実して
(勝手ですが これが大事だと思うんです)
って 聞くと ほとんどのドクターが
「ここに 行け!!」と太鼓判を押す先生がいました
ここの萬田 先生 に行きなさい!!
あんまり その筋の 方々から 紹介されるんで
今回 父の 入院時にお世話になった ドクターにも
「先生 父の退院してから の今後なんですが
緩和ケアの 一歩さん ってとこの 萬田先生って方が
いるらしいんですが?」
って聞いたら
「いや~ 凄い いい先生ですよ すぐ紹介状書きます」
ってかんじで 話が すすみ 退院後 すぐ
萬田先生のところ を訪ねたんです

初めての診察の時、
母が
「お父さん お鮨が好きなんですが 食べ過ぎは身体によくないんじゃ
ないでしょうか?」って聞くと
「お父さん お鮨がすきなんですね~ 」
「お母さん もっと お鮨 好きなだけ 食べさせて下さい!」
診察には 私も 一緒にいってましたんで
隣りで それを聞いてる 父の にんまり した表情
「ほら 食っていいって言ってるじゃん」 と言わんばかりでしたね

つまり 患者 が 好きなことを やらせてあげる
家族が それは 身体に悪いから ダメ ダメ としない
って 事なんです

母が 「昨晩 ば~と 熱が出て」
どうして なんですか?? と聞くと
「わかりません!!」 とか きっぱり答えてくれる
先生で面白いんです

診察は 一時間ほど ずっと 父の話を 聞いて
くれて ま~ 普段 しゃべらない 父が ここに来ると
よくしゃべること 家族はびっくりするんですね

それも この 萬田先生の魅力なんでしょうね
白衣着てないんで 先生らしくないんですが
よく通る やさしい声
いつも ニコニコしている
話しやすい感じ

これ 商売人の 基本なんですよね
医者で これなら 患者から人気出るわけですわ
この先生 初診の時
「もっとお父さんのこと 教えてください」
って父にいろいろ聞いてる時
カルテに何かかいてたんで 覗いてみると
「はい お父さん できました」
とか言って 父の 似顔絵描いてみせてくれました

よく似てます

父が 亡くなった 時
「先生 カルテに 父の似顔絵描いてたでしょ?
アレ、面白かったんで ラインで送って」
って 私が言ったら すぐ送ってくれました。

夏に 退院した 父も 12月頃から
だんだん 動きが鈍くなり
でも お正月に みんなで伊香保温泉には行けたんです
その後 緩和ケアいっぽさんには頻繁に自宅に
来ていただくことにはなったんですが
びっくりしたのは
「看病してて 困ったことはないですか??」
って 患者とおんなじに 家族にもケアしてくるんですね

私が 父を風呂場に連れて行く時、足元が父が悪いんで
と言うと お風呂場まで入れる車いすを用意してくれたり
してくれました。

「病院に出来て 自宅で出来ないことは無い。」
という ここの緩和ケアのコンセプトなんです

私たち 家族が 今回父を 自宅で看取ったわけですが
自宅だからこそ できたこと 良かったことが多いんですね

まずは、 父が 寝込んで る 隣で 我々家族は
飯食ったり 雑談したりするんですが そん時
私が ちっちゃかった頃の 話
お父さんの若かった時の 話
お父さん に 怒られた 時の 話
お父さん が 仕事で 大けが した話
嫁、姑 の 話 知らない話が出てくる出てくる
毎日が 泣き笑い だったんですが
そんな話が最後に出来て 周りに気兼ねなく話せるのも
自宅ケアの醍醐味(?)だったわけなんですね

萬田先生が 家に往診に来たとき
父の嬉しそうに 寝たきりでしたが
「俺が建てた家 見てってくれ」
「息子も 娘も 自慢の子たちで」
とか え~ 一度もそんなこと言ってもらったこと
無いんですけど と 横で 聞いてました

母だけは 自慢の嫁で とは言ってもらえなかったと
思いますが

萬田先生が 自宅に往診に来たとき
父のベッドの 配置を見て
「おおこれは!! 」
「お父さん 大切にされてますね=!」
って言うんで なんで ですか
「ベッドが部屋の中心にあるってことは 患者さんが
大切にされてるってことです 家族のみなさんがスバラシイ」
と かぞくまで 労ってくれる
ナイスガイな萬田先生なんです

そんな 萬田先生さんの バックアップもうけ
父は 希望通り 自宅で 
家族全員孫もみんなに送られながら旅立ちました。

萬田診療所
前橋市総社町総社1070
電話
027〜289〜6655

私の父
入院中いつも父が言っていた事。「家に帰りてぇなあ。」
そんな、彼と私達家族を応援してくれたあるドクターがいました。

私の 父が 87歳で他界したんです。
父が 一番望んで いたことは
「家に帰りたい」ってこと
で ここで さて
病院の延命治療を断って色んな知り合いのドクター たちに 父の状況を説明すると
で、 無意味な 延命治療ではなく
父が 出来るだけ 身体は弱っても 充実して
(勝手ですが これが大事だと思うんです)
って 聞くと ほとんどのドクターが
「ここに 行け!!」と太鼓判を押す先生がいました
ここの萬田 先生 に行きなさい!!
あんまり その筋の 方々から 紹介されるんで
今回 父の 入院時にお世話になった ドクターにも
「先生 父の退院してから の今後なんですが
緩和ケアの 一歩さん ってとこの 萬田先生って方が
いるらしいんですが?」
って聞いたら
「いや~ 凄い いい先生ですよ すぐ紹介状書きます」
ってかんじで 話が すすみ 退院後 すぐ
萬田先生のところ を訪ねたんです

初めての診察の時、
母が
「お父さん お鮨が好きなんですが 食べ過ぎは身体によくないんじゃ
ないでしょうか?」って聞くと
「お父さん お鮨がすきなんですね~ 」
「お母さん もっと お鮨 好きなだけ 食べさせて下さい!」
診察には 私も 一緒にいってましたんで
隣りで それを聞いてる 父の にんまり した表情
「ほら 食っていいって言ってるじゃん」 と言わんばかりでしたね

つまり 患者 が 好きなことを やらせてあげる
家族が それは 身体に悪いから ダメ ダメ としない
って 事なんです

母が 「昨晩 ば~と 熱が出て」
どうして なんですか?? と聞くと
「わかりません!!」 とか きっぱり答えてくれる
先生で面白いんです

診察は 一時間ほど ずっと 父の話を 聞いて
くれて ま~ 普段 しゃべらない 父が ここに来ると
よくしゃべること 家族はびっくりするんですね

それも この 萬田先生の魅力なんでしょうね
白衣着てないんで 先生らしくないんですが
よく通る やさしい声
いつも ニコニコしている
話しやすい感じ

これ 商売人の 基本なんですよね
医者で これなら 患者から人気出るわけですわ
この先生 初診の時
「もっとお父さんのこと 教えてください」
って父にいろいろ聞いてる時
カルテに何かかいてたんで 覗いてみると
「はい お父さん できました」
とか言って 父の 似顔絵描いてみせてくれました

よく似てます

父が 亡くなった 時
「先生 カルテに 父の似顔絵描いてたでしょ?
アレ、面白かったんで ラインで送って」
って 私が言ったら すぐ送ってくれました。

夏に 退院した 父も 12月頃から
だんだん 動きが鈍くなり
でも お正月に みんなで伊香保温泉には行けたんです
その後 緩和ケアいっぽさんには頻繁に自宅に
来ていただくことにはなったんですが
びっくりしたのは
「看病してて 困ったことはないですか??」
って 患者とおんなじに 家族にもケアしてくるんですね

私が 父を風呂場に連れて行く時、足元が父が悪いんで
と言うと お風呂場まで入れる車いすを用意してくれたり
してくれました。

「病院に出来て 自宅で出来ないことは無い。」
という ここの緩和ケアのコンセプトなんです

私たち 家族が 今回父を 自宅で看取ったわけですが
自宅だからこそ できたこと 良かったことが多いんですね

まずは、 父が 寝込んで る 隣で 我々家族は
飯食ったり 雑談したりするんですが そん時
私が ちっちゃかった頃の 話
お父さんの若かった時の 話
お父さん に 怒られた 時の 話
お父さん が 仕事で 大けが した話
嫁、姑 の 話 知らない話が出てくる出てくる
毎日が 泣き笑い だったんですが
そんな話が最後に出来て 周りに気兼ねなく話せるのも
自宅ケアの醍醐味(?)だったわけなんですね

萬田先生が 家に往診に来たとき
父の嬉しそうに 寝たきりでしたが
「俺が建てた家 見てってくれ」
「息子も 娘も 自慢の子たちで」
とか え~ 一度もそんなこと言ってもらったこと
無いんですけど と 横で 聞いてました

母だけは 自慢の嫁で とは言ってもらえなかったと
思いますが

萬田先生が 自宅に往診に来たとき
父のベッドの 配置を見て
「おおこれは!! 」
「お父さん 大切にされてますね=!」
って言うんで なんで ですか
「ベッドが部屋の中心にあるってことは 患者さんが
大切にされてるってことです 家族のみなさんがスバラシイ」
と かぞくまで 労ってくれる
ナイスガイな萬田先生なんです

そんな 萬田先生さんの バックアップもうけ
父は 希望通り 自宅で 
家族全員孫もみんなに送られながら旅立ちました。

萬田診療所
前橋市総社町総社1070
電話
027〜289〜6655
http://instagram.com/quintetto_hair