クインテットブログ
2021年01月12日
パラサイト カンヌで賞を取った韓国映画
半地下に住む社会的に底辺層の人々の話。
私は、この半地下での生活がどんなモノかを知っている。
なぜなら、
写真で私が指刺している先の小窓は私がかつて、ミラノで住んでいた部屋だからだ。
この私が一年半ほど住んだ部屋からの眺めは
お散歩中の犬と同じ目線、目が合うと犬の方がびっくりしていくのだが、たまらないのはこの小窓あたりでオシッコをされる時だ。
私が住んだこのミラノのアパートは3階建てで、合計11人で住んでいた。各自、自分の部屋がありキッチン、バス、トイレが共同と言う。シェアハウスで、お金の無い学生などあちらでは良くある形だ。
たまたま、空いてる部屋が半地下で安かったので、そこに住んだというわけだ。
合計11人が住むわけだが ここで私のイタリア語が鍛えられたのは言うまでも無い、同居人はイタリア人だけでなく、アメリカ人、ドイツ人、韓国人もいた。色んな言葉が飛び交ったが共通語はイタリア語だった。
言い負かされないように、自分の主張をハッキリ言うのを学んだのもこの半地下アパートのお陰だ。
この、アパート生活は楽しかった思い出しかない、必ず、誰かが友達を連れてきているので
最初は誰がここの住人なのか把握するのに時間がかかったくらいだ。しょっちゅう行われるパーティー、色んな民族、言語、考え方、ひっちゃかめっちゃかだった。
グローバル、インターナショナルとはよく言われる
しかし、インターナショナルになるにはまずナショナル(日本人国有の)でなくてはならないと学んだのもこのアパートだ。
イタリアの郷土料理ってのがこうも作り方が違うのかと同居人のパスタの作り方で知ったのもここだ。
皆んなこう言う
「うちのマンマはそういうパスタの作り方はしない」
と、al dente アルデンテと言うパスタの茹で方を知ったのもここのアパート
このアパートを出て、ミラノからパリを目指す時、さよならパーティーをやった。
誰がが言った。このアパート映画になってもおかしくないよね!
題名は「アニマルハウス」だと
今は、アニマルから普通の社会人になれたが、このアパートでの体験は忘れ難い。
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